バロック音楽の研究では有名な磯山氏の新刊が講談社者学術文庫からでていた。
バロック期から100曲ということなで、オペラなども充実している。
非常に分かりやすい文章で平易に書いてあるので好ましい。
磯山氏が無人島へ持って生きたいCDは、モンテヴェルディの「ヴェスプロ」(聖母マリアの夕べの祈り)だそうだ。
カトリックの礼拝のための音楽なのだが、私の経験からも宗教を超越したものを感じる曲だ。バッハのマニフィカートBWV243などもそうだったが、一聴して魅せられる曲は種々あるものだ。
この曲は私もCDを持っていて聴いているが、残念ながら実演には接したことがない。
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